初心者向けジムトレーニング|何から始める?最初にやるべきことを解説
「ジムに通い始めたけど、何をすればいいか分からない」
マシンの種類が多すぎて何から手をつければいいか分からない、という状態はよくあります。
結論から言います。初心者は「胸・脚・背中」の基本3種目を週2〜3回やるだけでOKです。複雑なメニューは必要ありません。この3種目を正しいフォームで続けるだけで、体は確実に変わり始めます。
筋トレ歴10年以上・パワーリフターの筆者が、初心者が最初にやるべきことをすべて解説します。
・初心者向け基本3種目のやり方・フォームの注意点
・最初の重量設定と増やし方の目安
・そのまま使えるおすすめメニュー
初心者に「全身トレーニング×週2〜3回」が最適な理由
上級者になると「胸の日」「脚の日」と部位ごとに分ける「分割法」を使いますが、初心者には全身トレーニングの方が効率的です。理由は3つあります。
- 筋肉への刺激回数が増える:分割法だと各部位を週1回しか鍛えられませんが、全身トレなら週2〜3回同じ部位に刺激を入れられます。初心者は特にこの頻度が筋肥大に有効です
- 習慣化しやすい:「今日は胸の日・明日は脚の日」と管理するより、毎回同じメニューをこなす方がシンプルで続けやすいです
- フォームの習得が早い:同じ種目を頻繁に繰り返すことで、正しいフォームが早く身につきます
週2回:月・金(3〜4日空ける)
週3回:月・水・金(1〜2日空ける)
同じ部位は48〜72時間の休養が超回復に必要です。毎日やるのは逆効果です。
初心者がやるべき基本3種目
「胸・脚・背中」の3部位を鍛える種目に絞ってください。この3つで全身の主要な筋肉はカバーできます。
① 胸|ベンチプレス(メイン)・チェストプレスマシン(代替)
ベンチプレス(おすすめ度 ★★★)
胸・肩・上腕三頭筋を同時に鍛えられる、上半身トレーニングの王道種目です。ジムに通い始めたらまず習得すべき最重要種目です。
基本フォーム
- 肩甲骨を寄せて背中にアーチを作り、ベンチに仰向けになる
- グリップは肩幅より少し広め・手首を真っ直ぐに保つ
- バーをゆっくり下ろし、胸に触れるかギリギリのところで止める
- 胸で押し返すイメージでバーを上げる
⚠️ よくあるNG:肘を外側に開きすぎる(肩への負担増)・お尻がベンチから浮く・バーを弾ませる。最初は軽い重量でフォームを覚えることを最優先にしてください。
チェストプレスマシン(代替)
ベンチプレスが難しい・台が空いていない場合はチェストプレスマシンで代替できます。マシンはバランスを取る必要がないため、初心者でも安全に胸に効かせやすいです。
② 脚|スクワット(メイン)・レッグプレスマシン(代替)
スクワット(おすすめ度 ★★★)
「キングオブ筋トレ」と呼ばれる最強の下半身種目。大腿四頭筋・ハムストリングス・大臀筋・体幹をまとめて鍛えられます。下半身は体の筋肉量の約70%を占めるため、スクワットで鍛えると基礎代謝が大幅に上がります。
基本フォーム
- 足を肩幅に開き、つま先をやや外側に向ける
- バーを僧帽筋(首の付け根あたり)に乗せ、胸を張って背筋を伸ばす
- お尻を後ろ下に引きながら、膝がつま先と同じ方向を向くよう意識して下ろす
- 太ももが床と平行になるまで下げ、かかとで床を押すように立ち上がる
⚠️ よくあるNG:膝が内側に入る・背中が丸まる・かかとが浮く。この3つは怪我につながるため、重量より先にフォームを完成させてください。
レッグプレスマシン(代替)
スクワットのフォームが難しい・パワーラックが使えない場合の代替種目です。スクワットより背中への負担が少なく、安全に脚を鍛えられます。
③ 背中|ラットプルダウン(メイン)・懸垂(上級者向け)
ラットプルダウン(おすすめ度 ★★★)
広背筋(背中を広くする筋肉)と上腕二頭筋を鍛える種目です。逆三角形のシルエットを作るために必須の部位で、懸垂ができない初心者でも取り組みやすいのが特徴です。
基本フォーム
- 肩幅より広めにバーを握る
- 胸を張り、少し後ろに倒した姿勢を作る
- 肘を脇に向かって引き下ろすイメージで、バーを鎖骨あたりまで引く
- ゆっくりバーを上げて広背筋をストレッチさせる
⚠️ よくあるNG:腕の力だけで引いてしまう(背中に効かない)・体を過度に後傾させる。「肘を下に向かって引く」という意識を持つと背中に効かせやすくなります。
懸垂(できる人はプラスで)
懸垂はラットプルダウンより強度が高く、体重を扱うため全身の連動感が身につく優れた種目です。初心者は最初からできなくて問題ありません。ラットプルダウンで背中の動きを覚えてから、少しずつ懸垂に移行してください。
最初の重量設定と増やし方
「最初に何kgから始めればいいか分からない」という質問は多いです。答えはシンプルです。
10回3セットが、最後のセットで少しきつく感じる重量から始めるのが正解です。「あと2〜3回できる余力がある」くらいの強度(RPE7〜8)が初心者に最適です。
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 10回3セットが余裕になった | 2.5〜5kg重量を増やす(小さく上げることが大切) |
| フォームが崩れる | 重量を落としてフォームを優先する |
| 翌日に強い疲労・痛みがある | 重量を下げる・休養日を増やす |
| 重量が伸び悩む | 食事のタンパク質量を見直す・デロード週を設ける |
そのまま使えるおすすめメニュー
以下をそのままコピーして使ってください。
初心者向け全身トレーニングメニュー(週2〜3回)
- ウォームアップ(5〜10分):軽い有酸素 or 各種目を軽い重量で1セット
- ベンチプレス(またはチェストプレスマシン):10回 × 3セット
- スクワット(またはレッグプレス):10回 × 3セット
- ラットプルダウン(または懸垂):10回 × 3セット
- クールダウン(5分):各部位のストレッチ
セット間の休憩:60〜90秒。全体の時間:45〜60分程度
慣れてきたら腹筋(クランチ・プランク)や肩(ショルダープレス)を追加していきましょう。ただし最初の1〜2ヶ月はこの3種目に集中してください。
どんな良いメニューも、続けなければ意味がない
初心者が最初に意識すべき最重要事項は、「完璧なメニューより、続けること」です。週2回・この3種目・同じ曜日に続ける。それだけで3〜6ヶ月後に体は変わり始めます。
筋トレを続けるコツは筋トレが続く人の特徴5選|三日坊主にならない方法で詳しく解説しています。
まとめ|初心者がやるべきことはシンプル
この記事のポイントをおさらいします。
- 📅 頻度:週2〜3回・同じ部位は48時間以上空ける
- 🏋️ 種目:ベンチプレス・スクワット・ラットプルダウンの3つだけ
- 📊 強度:10回3セット・あと2〜3回できる余力を残す
- 📈 重量の増やし方:余裕が出たら2.5〜5kg増やす
- 🔄 最重要:どんなメニューでも続けなければ意味がない
まず今日、ジムに行ってこの3種目をやってください。完璧なメニューより、今日始めることが3ヶ月後の体を作ります💪
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